サクラ、26日にも開花宣言 神戸!
花見は日本の文化だ! 桜を観ながら仲間での親睦
が一番だな! さくらの下での駅伝もみたいな!
陽気続きでサクラ前線がぐんぐん北上している今春、気象庁の
開花予想が発表ごとに早まり、兵庫県内各地の観桜イベント担
当者をやきもきさせた。しかし、ここにきて、正式な「開花宣言」を
待たずに花がほころび始める所もあり、平年より早めの開花が
ほぼ確実に。イベントと花の時期が一致せず、頭を悩ませること
の多かった担当者を喜ばせている。
気象庁が十九日に発表した西日本の最終予想によると、神
戸の開花は「平年より早い四日早い二十六日」。三月上旬の気
温が平年並みだったため、当初は平年並みの三十日とみていた
が、ここ数日の高温続きで、一気に四日早めた。
これを受け、神戸市灘区の王子動物園は「夜桜通り抜け」の日
程を四月三-五日にした。「一番正確な予想を待ち、満開の週末
を狙って日程を決めた」と担当者。同園では既に、花がほころび
始めている。
西宮市の夙川公園の西宮さくら祭りは四月六日。例年四月の
第一日曜に開き、三分咲きや散ってしまうこともあったというが、
西宮観光協会は「河川敷に舞う花びらなど、今年は十分楽しめ
るはず」と胸をなで下ろす。
姫路市は四月五日に姫路城観桜会を予定。琴や太鼓の演奏な
どがあり、昨年の人出は約六万五千人。市観光交流推進室は
「満開に近い状態で迎えられそう。少々開花が早まっても問題は
ない」と話す。
加東市の播磨中央公園も早くから観桜イベントを四月五-十三
日の一週間と決めていた。三月の陽気続きで、開花がイベント時
期に合う格好となり、担当者は「八分咲きから散り始めまでを楽
しめる」と喜んでいる。
神戸海洋気象台によると、三月上旬からの気温の上昇は、日
本全体を覆った高気圧の影響で、今後も平年並みか暖かい日が
続くという。
引用元=http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000890482.shtml